発信側と受信側の間で情報の格差がある世界で、情報の非対称性に挑む。

情報の非対称性が大きい世界とは?

「情報の非対称性」とは経済学の用語から引っ張ってきています。

CUCマガジン:ニュースを読み解く「商経学部に聞いてみよう」 > トピック 2013年度 > 食品の偽装と情報の非対称性|千葉商科大学

例えば、お店にグレープフルーツが売ってあったとしましょう。このグレープフルーツ、一瞥しただけでは鮮度がいいのか、悪いのか、農薬の濃度、甘いのか酸っぱいのか分かりませんよね。でも、売り手は、グレープフルーツを仕入れているのですから、鮮度などを、買い手よりも熟知していることでしょう。このように、グレープフルーツという食材について、売り手と買い手とでは、知っている情報に差がある可能性があります。

情報の非対称性が起きやすい市場、起こりにくい市場

身近なところで情報の非対称性が起きやすい世界を解説します。

見ていればだいたいルールがわかるものは情報の非対称性が起こりにくい

サッカー、野球、相撲など、審判の判定を待たなくても見ているうちにだいたいわかってきますね。

解説がないと優劣がわからないものは情報の非対称性が起こりやすい

フィギュアスケート、ラグビー、アメフト、空手、など、審判の判定や解説がないとわかりにくいです。

そのため、テレビは実況する人と解説者をわけています。今起きていることのすごさを伝える際には、解説者が実況することでその世界の奥行きを伝えています。

発信側と受信側の間に入って翻訳する人が必要な世界をいかに上手に見せるかで、市場が大きく変わります。

文化芸術の分野など、情報の非対称性が起きやすい世界のなので、大阪アーツカウンシルのインタビューやトークの場でも似たような話がよく出てきます。

シンポジウム「人を魅了するプロデュースとは何か?」 | 大阪アーツカウンシル
お客さん側がその表現のすごさをわかる状態がすごく大事です。演劇の世界で見巧者(みごうしゃ)という言葉があります。見巧者が客席に集まっていれば舞台上のすごさを読み取れます。この状態になると物事が広がりやすいです。漫才に関して言えば「今の話のオチは?」と普通の人が言うぐらいリララシーが高いですね。

舞台の上で起こっている演者たちの世界と、それを見るお客さんがどれぐらいついてきているかを見定めて調整する、翻訳する役目の人(プロデュースやディレクションする人)がいないと、その分野の市場がどんどん狭くなります。

だからテレビなどでは翻訳できる人や翻訳できる番組が重宝されます。

テレビで翻訳する人

池上彰さん、林修先生など、テレビ番組では引っ張りだこです。

わかりづらい情報を翻訳して見せているテレビ番組


報道ステーション


ブラタモリ

翻訳しないと狭まる世界

翻訳することで新しいファンを獲得し、楽しみ方を伝える。

世界が狭くなりがちな分野では、パブリックリレーションに力を入れることが必須です。

相撲の世界を立体的に伝える、日本相撲協会のアカウント

ビジュアルでわかりやすく伝える

日本のクラブチームの中で、ファン数が一桁多い、セレッソ大阪のアカウント

【SNSキャンペーン】「セレッソのここが好き」を投稿して、好きな選手のサイン入りレプリカユニフォームをゲットしよう!|セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA

セレッソ大阪 公式Facebookページ グローバルファン合計100万人突破のお知らせ

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