ローカルアーティストってなんだ?

神戸のKIITOで開催されたイベント「まちのブンカのカタチを創る ローカルアーティストってなんだ?」に参加しました。

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いつものごとく、オボロげな記憶をメモのまま残しておこうと思います。

まちのブンカとは

これからますます進んでいく人口減少社会。そんな時代を楽しく豊かに暮らしていくために、地域は独自の魅力を創造し、新しいまちづくりに取り組んでいかなければなりません。どんなまちにもある「文化」。その文化を見つめ直し、今の感性に合わせて変化していくことで、新しい価値や魅力を生み出すことができます。わたしたちは、それを「まちのブンカ」と表し、ブンカとまちづくりをつなぐ取り組みを進めています。

前半のプログラムはアーティストレポート、レクチャーとパフォーマンスの順です。

最初は振付家・ダンサーの今津雅晴さんによる三陸国際芸術祭”サンフェス”のレポート。震災復興のために鹿踊り(ししおどり)などが必要では、とは地元のお年寄りからの発案だったそう。文化とは美意識を伝承するということで、そのプロセスにコミュニケーションが不可欠、でも担い手不足、そんな話が印象的でした。

2番手は観世流能楽師シテ方の笠田昭雄さんからの能の基本と兵庫の舞台というレクチャー。昨年山本能楽堂さんのまっちゃまちサロンに参加したのにいろいろ忘れていることが多く、能楽とは能と狂言をあわせたもの、ということ自体わかっていなかったです。上下運動はしない。雛人形の五人囃子が能のフルオーケストラ。

3番手は西岩代の獅子舞(和歌山県みなべ町)のパフォーマンス。300年以上の歴史あり。原型がなくなっていた。6年前に発足。地元の祭りを外に出すのに抵抗があった。獅子舞という名前がないほうが良いという話になって、今後は西岩代伝統芸能保存会という名前に。なぜ獅子舞という名前がなくなったのだろう?

後半は「これからのローカルアーティスト!」というテーマのトークセッションです。

モデレーターはコミュニティデザイナーの山崎亮さん。

移住には仕事や住居、インターネットがつながるか、趣味が活かせるかといった4つの条件が整えば実行にうつすけれど、他に良い条件があればそっちにうつってしまう。全部個人的な条件。これでも説明がつかないものが地域にある。共通の形式で語り合えるもの(ブンカのこと?)があるのはうらやましい。ツールである。

パネラーは前述の振付家・ダンサーの今津雅晴さん、長浜曳山祭囃子保存会の西川丈雄さん、鳥取県智頭町地域おこし協力隊の細山周一さん、映像作家の長岡マイルさん。

細山さん。村の雑用をしつつ、人形浄瑠璃の保存活動。

川崎市から鳥取に引越てからの変化。働く意識が大きく変わった。この集落で何ができるかな、何をしたらみんなが笑ってくれるか、ポジティブ思考に。

長岡さん。東京から徳島県神山町に移住。

まちイベント特有の「楽しいよ、笑顔になるよ」的メッセージは稚拙に感じる。勧誘してない? 安易な表現はやめたい。できるだけ上手な表現にしたい。

MILE NAGAOKA 2011-2014 from Mile Nagaoka on Vimeo.

長岡さんの映像めちゃグッときます。

配られた冊子「人まちブンカ ブンカでつなぐ人と時代とコミュニティ」も読み応えありです。

イベント終了後、1時間ほど山崎さんのインタビューをさせていただきました。DODAに3月下旬か4月上旬に掲載予定です。

そのほかのメモ
モデレーター【moderator】(パネルディスカッションなどの)司会者。
パネルディスカッションを成功させるためにモデレータがしなければならないこと(準備編) - Publickey