「ナタリーってこうなってたのか」備忘録

夜に読もうと思って今日の午前中に購入し、事務所に到着するまでの地下鉄の中でちょっとだけ読もうと思ったら止まらなくなり、仕事そっちのけで読み続けてお昼あたりで読了しました。とてもハマる内容なのです。

ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)
ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)

ナタリー」とはポップカルチャーのニュースサイトのことです。

webサイトより(http://natalie.mu/)引用
音楽・マンガ・お笑いの最新ニュースや特集記事を毎日リアルタイムで更新中。当社専属記者が毎月2000本を超えるニュース記事を独自取材のもと執筆しています。
ページビュー 3110万PV/月(2014年5月実績)
ユニークユーザー 660万人/月(2014年5月実績)
Twitterフォロワー数 90.4万人(2014年5月実績)

著者は音楽ナタリーの編集長、大山卓也さんです。もともとプレステのゲーム雑誌で編集をされていたそうです。自分がほしい音楽サイトがなかったからつくったとのことで、そのナタリーの編集方針が新鮮でした。本の見出しや本文を引用しますと、一貫して

・ファン目線
・常に報道でありたい。書き手の思いはどうでもいい。
・批評をしない。

を貫いておられるようです。実際にナタリーの記者には「自分の心の中や頭の中のことは書くな。目で観たことと耳で聴いたことだけを文章にしろ。それがナタリーのライブレポートだ」と伝えているのだとか。

ファン代表としてインタビューした例として、こちらのいきものがかりさんへのインタビューページをあげておられ、確かに読んでみるとなるほど!と思います。

巻末の特別対談でも登場されている、初期ナタリーのマネタイズを支えた津田大介さんのこちらの記事や、コミックナタリー編集長の唐木元さんがゲストとしてお話されているこちらの東京編集キュレーターズの記事の両方を読むと立体的に現在にいたるまでの苦労や息づかいが感じられると思います。

・音楽配信メモ 音楽配信メモとナタリー
http://xtc.bz/index.php?ID=522

・東京編集キュレーターズ : ナタリーがニッチ分野で成長し続ける理由、唐木元さんに全部聞きました。
http://tokyo-edit.net/archives/31069454.html

東京編集キュレーターズの記事や見出しで気になった箇所はこちらです。

・「速い」「フラット」「ファン目線」の3つでナタリー的
・フラットっていうのはもうちょっと細かく言うと、公平性と客観性と網羅性って言葉で説明しています。
・「ファン目線」の反対、対義語は「業界目線」
・書籍編集は芸術を取り扱う編集者。雑誌編集は商業を取り扱う編集者

ぱっと読んで気になったところを列挙してみましたが、日をあけて読むとまた違ったところが気になりそうな良記事です。

音楽配信メモの記事の中で津田さんが言及されているブレイクポイントも気になりました。

・ナタリーのアクセス数を伸ばした機能としてはてなブックマークとツイッターのコメントを自動的に取り込んでコメント欄のように表示する機能が立薗理彦さんの手によって開発されたこと
・Twitterを津田さんに教えたのはその立薗さんであること
・そのTwitterのオススメユーザーにナタリーのアカウントが選ばれたことをあげておられること

ほかにも気になる箇所がたくさんありますが、そろそろ眠くなってきました。愛されるメディアの舞台裏で起きている試行錯誤を一気に読める良い機会となりました。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク