「闘うホール」の365日のレポートから読み解く情報発信

大阪アーツカウンシルのサイトで記事を書きました。

大阪アーツカウンシルの毎月恒例の小さなサロン #あつかん談話室 第13回(2018/2/27)は神戸市立灘区民ホールのディレクター、衣川絵里子さんをゲストにお招きしました。レポート記事が完成しました。

施設管理に携わる方や文化芸術に関わる方などに読んでいただきたい内容です。

コミュニティハブになるために行動されている様子を抜き出してみました。かいつまんで言うとこうです。

地元コミュニティとつながる

「灘区の王子動物園のパンダとコラボしたいと思ってやったのがこの写真展です。おでかけマップをつくって灘区内のいろいろな施設で写真を撮らせていただきました」

地元の観光資源を知ってもらうためと、地域や住民との関係づくりという両面がある取り組みだったと振り返ります。

地元コミュニティの声に耳を傾ける

灘区は子育て支援が充実し、子育てサークルをバックアップし、さらには子育て支援コーディネーターを嘱託で雇っていると知り、灘区民ホールも「子育て支援」の流れにのってやっていこうと考えた

「この頃に、社会に出て働いていたけれど子どもを産むときに職を捨てて、でもいろんなことをやりたいと思っている子育て中のママたちが地域にいっぱいいることを知りました。何かやりたいんだけどひとりじゃできない。できる場所を探している。それなら、と『北欧というテーマを設定するので何かやってもらっていいですか』と声をかけて生まれたのが『マママルシェ』なんです」

考え方の根底をブラさない

「灘区民ホールは誰のものなのか?」「事業は何のためにやるのか?」「その事業に参加した人や関わった人の未来にどんな『物語』が待っているのか?」「私が語る言葉には明確なイメージがあるか?」ということを、この8年間、常に考えてきたと衣川さん。

既成概念に囚われない運営も目指しています。「『これはできません』と禁止したほうが施設の運営は簡単です。でもそのルールはどこに書いてあるの? 条例や規則には一言も記載がないものも多い。ルールはできるかぎりなくして、地域の方が何か言ってきたときに、問題をいっしょに考えればいいと考えています」

「事業は目的を達成するための手段なので、事業を実行することの先にどんな目的を設定するかを常に考えている」という衣川さん。「『なぜ』の部分が変わるとすべての部分が変わってしまいます。どうしてやるのか、という目的に関しては絶対にブレてはいけません。『なぜ』が変わると『誰に』というターゲットも変わってくるので」

情報発信の観点から考えると、この動き方をするとホールを応援してくれる人が広がり、発信した内容が伝えたい人にうまく広がりやすくなります。

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