炎上事例:キリンビバレッジの誰に向けた発信なのかわからないツイートを分析

情報発信

大企業もこんな誰に向けてつくったのかわからない広告をつくるんですね。なぜ自社製品の午後の紅茶を手にしている女の子を小馬鹿にした投稿をするのでしょう?




キリンビバレッジの炎上ツイート(2018年4月26日)

キリンビバレッジの炎上ツイート事例。コメント欄がめっちゃ荒れています。

発信する前に、「これを読んで楽しい気持ちになる人は誰だろう?」と冷静に考える時間が必要だと思います。

サルベージ

ツイートが削除される前に元の投稿を残しておきます。

31682406_10216426583079811_2760989743066906624_n

31698899_10216426582399794_7465405694552834048_n

31682443_10216426582479796_7518542115110912000_n

31531577_10216426582239790_3685046618156957696_n

31531145_10216426582439795_1642705204082114560_n

ネット上での反応

キリンビバレッジの謝罪ツイート(2018年5月1日)




しかるべき社内手続き?

『午後ティー女子』のイラストが炎上。キリンに対して「顧客を悪く描いて何が楽しいのか」の声
4月26日に公式Twitterが投稿 「私の周りにもいる…かも!? と思ったらRT」

キリン株式会社コーポレートコミュニケーション部の担当者によれば、当該のツイートは「午後の紅茶に親しみを感じていただくためにイラストレーションを活用した」企画であった。企画段階から「しかるべき社内手続き」をしていたが、こうした炎上は予期できていなかったという。 「お客様を不快にさせてしまった結果を真摯に受け止め、削除いたしました」と語った。

冒頭で、発信する前に、「これを読んで楽しい気持ちになる人は誰だろう?」と冷静に考える時間が必要だと書きましたが、しかるべき社内手続きをしていたけれど炎上は予期できていなかったそうです。担当者に不快に思う人はいなかったということでしょうか? この返事の仕方で二次炎上が起きないかどうか検討したほうが良い事例です。

炎上を事前に防ぐ方法

炎上を事前に防ぐ方法はこちらをご覧ください。

失敗例から学ぶ、ソーシャルメディア活用事例:炎上リスク
総務省の「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)の中の「図表4-2-2-7 SNS上でのトラブル経験の内容」を引用します。 事前に防ぐ方法 ・投稿前に誰かに見てもらう。 ・運用のためのガ...

【目次】「ファンづくりのイロハ」目次ページに戻る

いずみホール主催のアートマネジメント講座で講師をさせていただきます。今回のテーマは「ファンづくりのイロハ」。7/22にお話しする資料をこちらにまとめています。
ソーシャルメディアを武器に、無料でできる「ファンづくり」はじめの一歩。アートマネジメント講座「ファンづくりのイロハ」【目次】(いずみホール主催)
今年もいずみホール主催のアートマネジメント講座で講師をさせていただきます。今回のテーマは「ファンづくりのイロハ」。7/22にお話しする資料をこちらにまとめていきます。
タイトルとURLをコピーしました