「梅田 蔦屋書店」は、本を売らなくてもよい本屋。

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噂のルクア1100にある「梅田 蔦屋書店」に行ってきました。

梅田 蔦屋書店
様々なカルチャーをミックスし、心地よい空間を提案するBook&Cafe。約1200坪のライフスタイル提案型書店。 大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F 営業時間:7時〜23時

今朝9時頃に訪れたので、まだオープンしていないショップを抜けてエレベーターで9階へ。扉が開くと目に飛び込んできたのは、フロアの広さとソファ席の多さです。

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フロアガイドを見るとスッキリと境界があるように見えますが、実際は本棚と本棚の間にソファが点在しています。スタバと蔦屋書店、ほかのショップの間隔は気持ちよいグラデーションで、ちゃんと見ないと境目がなく感じました。

コーヒーを持って店内を回る際、「あれ? このカップ、どこまで持ってウロウロしていいんだろう?」と思ってフロアの店員さんに聞くと「どこまででも問題ないです」とのことでした。




歩くたびにワクワクする仕掛け

歩くたびに次にどんなジャンルのものが陳列されているか想像つかないのでワクワクしました。映像が産経新聞のサイトにありました。

歩くたびにワクワクする感覚はスタンダードブックストアやヴィレッジヴァンガードに近いかもです。近くの紀伊国屋書店や丸善などは探しやすさが売りだと思うので、そのカウンターを狙っているのだと思います。流行のドローンも売っていました。

コンシェルジュのプロフィールが具体的すぎる件

ホームページを見て驚いたのはコンシェルジュの存在です。

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みなさん実名でプロフィールが具体的ですね。どんな存在になるのか楽しみです。

リラックスしすぎる件

本棚と本棚の間にさりげなくテーブル席(なんと約500席!)があったりして、どうぞリラックスしていってくださいという感じ。

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実際ソファに座るとふかふかで、しばらく移動するのが嫌になります。エッセンシャル思考的に言うと、本質目標はほかの梅田の書店にはない、リラックスして本や何かを選んでもらうことではないでしょうか。極端に言うと、本は特に売る気がなく、リラックスを売っているように感じました。

リラックスして商品を選んでもらうプラットフォームを売っている

リラックスして商品を選んでもらうプラットフォームを蔦屋書店の豊富な本の数と、スタバがもつサードプレイス的空間で牽引し、そのプラットフォームに旅行代理店や銀行のATM、Apple商品修理店などに入ってもらって場所代を減らすような仕組みなのではないでしょうか。ルクアの本質目標である、9Fまで人を移動させて、回遊させることが目的の場所と考えればしっくりくる気がします。

狩野の勝手な推測ですが、

「梅田 蔦屋書店」が売っている相手はふたつあり、

BtoCの視点で見れば、ただの本を売っているお店で買っているのは消費者ですが、そもそも梅田には書店がたくさんあるし、Amazonでも買えるし、そんなには売り上げは重視していないと思います。

BtoBの視点で見れば、リラックスして商品を選んでもらうプラットフォームを売っている会社で、それを買っているのはルクアを運営するJR西日本と、そのプラットフォームがあれば商品が売りやすい企業であり、こちらの売り上げで人件費をまかなっており、特に本が売れなくてもここに人を呼び寄せることができれば問題ないでしょう。

実際に僕は梅田に行くと人が多すぎてすぐに疲れるし、大型書店に行くと立っている時間が長いので本屋を出るとドトールコーヒーなどのカフェを探して休憩したりします。でも人が多くて席の幅も狭い(地代が高いので梅田のカフェは広いスペースがとれない)のであまり休憩できなかったりします。

そういう意味ではじっくり落ち着いて本を選べる場所がなかったので、梅田 蔦屋書店、重宝しそうです。本を売らなくてもよい本屋って今までなかったかも。逆に売れそう気も。代官山の蔦屋書店も行ってみたいなあ。

追記。メガネヤさんによるこちらも合わせて読んでもらいたいです。
蔦屋書店のいく先 – once in a while Reblog



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