災害ボランティアに参加してみてわかったこと、考えたこと。

京都府

8/18月曜日、このtweetをお友だちがRetweetしているのを読んで、申し込みしました。

受付から3時間ぐらい電話がつながらなかったので、たくさんの方が申し込んでいるんだなと実感しました。

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朝7:45に京都駅八条口に集合し、京都府災害ボランティアセンターの4台のバスが福知山に向かいました。

狩野が乗っていたバスには42人乗車していたそうなので、4台あわせて合計160人ぐらいの方が現地入りしたようです。お昼前には福知山市武道館に到着しました。しかし綾部市あたりから小雨が降りはじめて雲行きがあやしかったのですが、現地のセンターとなっている福知山市武道館に着くと土砂降りの雨に変わっていきました。

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しばらくバスの中で待機していたのですが、正午前には大雨洪水警報のために中止となりました。確かにケータイで見たアメダスの降水量は、ほかの周辺地域が8〜12mm/hの青色に対して、福知山だけ80mm以上/hの茶色を示していました。現地センターの方がバスまでわざわざお礼を言いに来られました。

そのため何の実働もしていないに等しいですが、今後のために参加してみてわかったこと、考えたことを書き留めておこうと思います。

災害ボランティアは天候や状況によっては中止となる。現地入りするまでわからない。

朝の段階では天気予報は曇りで夜から雨という情報でした。出発時刻や途中の段階では晴れていました。しょっちゅう災害ボランティアをしている方からすると、結構あることのようです。そもそも天候が変わりやすく、予測できないから災害にあっているので仕方がないし、土地勘のないボランティアの人を被害にあわせるわけにはいかないのでそういう判断が必要なんですね。センター経由で参加してなかったらわからなかったかもです。

災害ボランティアに必要な装備を考えることは、防災の備えをリアルに考えることへとつながる。

東日本大震災が起きたときに防災リストを見てなんとなく準備していたつもりでしたが、どこか実感が伴っていないものでした。しかし今回、現地に行くために用意したものを考えると何が必要かを考えなおすきっかけになりました。今回、用意し忘れたもの、あればなお良かったもの、持ってきて良かったものを整理しておこうと思います。

用意し忘れたもの:

トオケミ(TOHKEMI) CSレインジャケット オレンジ 3L #6502-RJ
レインコート…致命的で恥ずかしいですが、集合場所の京都駅の売店で簡易のものを買えばいいや、と思っていたら売り切れていました。同じ場所に同じ目的で160人も参加していると考えればなくなるのは当然ですね。ツメが甘かったです。

あればなお良かったもの:

・防塵マスク…普通のマスクを持って行きましたが、泥の乾いた現地では大気の中に土が交ざっていると聞いたため。
・いろはす、のような飲み干した後に鞄の中で場所をとらないペットボトルの飲み物…荷物の幅をとるものをなるべく減らしたいため。

持ってきて良かったもの:

iPhone防水カバーやビニール袋など、雨から貴重品を守るタイプのもの。
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考えたこと:

・友だちを誘うのを躊躇しました。
・バスのリーダーの方の話の流れから、現地での撮影はやめておこう、という見解になったことが、良いか悪いか少し気になりました。
…以上のふたつは「情報をどう伝えるか」という自分の専門分野のところだからこそ気になったと思います。気になった理由を少し時間を置いて考えておきたいと思います。

・参加する前は夏休みの大学生とシニア層の方が多いだろうと思っていたら、実際は、どの世代もまんべんなくおられました。
・ビニール袋に貴重品だけ入れて手ぶらで参加しているシニアの方がいらっしゃった。かっこいい。
・申し込み前にホームページに書いてあることと、バスに乗車してからリーダーが話されていたこととの間に温度差があると感じました。具体例をひとつあげると、長靴を持ってきていない方が4人ほどいらっしゃっていて、どうしよう困ったな、という顔をリーダーがされていたのですが、ホームページには書いていないのです。つまり現場とホームページをつくっている人との情報共有ができていないのです。
・現地では大雨の影響でそのときだけかもしれないですがケータイのインターネット回線がぜんぜんつながらなかったです。現地にいる方は状況を伝えたくても発信できない状況かもしれないです。

帰った直後に思ったこと:

・もっと脊髄反射で行動し、自分の目で見て判断したい。

以上、今思い出した限りのことを書き留めておきます。状況が気になる方はこちらのサイトへどうぞ。

『被災地とボランティアをつなぐ』京都府災害ボランティアセンター
http://fu-saigai-v.jp/

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