農援×シェアハウスな地域おこしプログラム「ワヅカナジカン」は、3つの理由で移住定住に結びついている。

和束町

ハローライフの求人取材で和束町へ行ってきました。地域おこしプログラム「ワヅカナジカン援農プロジェクト」の取材です。

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ワヅカナジカン援農プロジェクトとは

お茶づくりの現場で最も人手が必要となる春から夏にかけて都市部から若者を集め、茶農家のお手伝いをしてもらうというもの。期間中は町内のシェアハウスで暮らし、お茶づくりの現場で働き、学び、お給料が貰える短期雇用プログラム。

この「ワヅカナジカン」は、3つの理由で画期的だと思いました。

・まちの最大リソース「茶」の弱点である、繁忙期の人手不足を解消している

・通うのが遠い問題を、シェアハウスでクリアしている

・参加者が共同生活の中でまちに愛着をもち、和束町の魅力発信している。中には移住定住を希望する人も生まれる

▼箇条書きで解説します。

繁忙期の茶農家さんは人手探しに苦労している現状がある。数ヶ月だけ来てくれる人を見つけるのは難しく、天候相手の仕事でもある。

ワヅカナジカン運営事務局の山下さんが茶農家の要望をヒアリングし、必要な現場に参加者を送り込むべくシフトを組む。

町内のシェアハウスで参加者が共同生活を送りながら、茶農家での収穫、運搬、工場作業などの仕事をする。

3ヶ月も見続けた風景、仲良くなった茶農家さん、地元の方々に愛着がわく!

▼3ヶ月とわずかな時間(ワヅカナジカン)だけど、このプロセスを経験することで、

・参加者は人間的に成長する
・まちの人たちは若者を受け入れるスキルがあがっていく

そんな状況が双方に生まれているように感じました。

「まちの最大リソース」×「共同生活」な仕組みは、ほかの地域でも参考になるのではないでしょうか。

ワヅカナジカン援農プロジェクトページ

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和束町 援農
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