オーナーの仕事

 ゲストハウスのオーナーなので、基本的にゲストハウスに居ると思われてる。そりゃそうだ。地方の小さなカフェで珈琲を淹れている人がいれば、私だって「あの人がオーナーだな」なんて思うだろう。

 ところが、宿業は子育ての時間とバッティングするのもあり、自分は出産の頃からあまり現場に立たなくなった。ゲストのチェクインが始まる16時に保育園のお迎えにゆき、翌朝は子供を保育園に送る9時ころにはほとんどのゲストが出発している。

 では私は何の仕事をしているのか。書き出したらキリがないが、旅人が旅を始めるまでのサポートと泊まったあとのアフターフォローといったところか。
 公式サイトを整え、SNSやメルマガで情報をアップし、いただいた予約を台帳に転記し宿泊履歴をチェックする。イラレやキャンバを使ってゲストにお渡しする地図を作成したり、販売コーナーに置くものを作ったり仕入れたり、消耗品の買い出しも。イベントを企画することもある。定期的にハローワークや税務署、銀行に出向いたり、アルバイトのシフトを作ったり、この数年は県民割などの精算業務やミールクーポン の支払いなども重要。

 先日は個室の予約が空いたタイミングで壁に漆喰を塗った。

繊維壁は剥がさずに下地で固めて漆喰を。養生は苦手(だけど一応やる)
2度塗りしようと思ったのに途中で足りなくなるという…。近々に畳も替える予定です。

 今日はゲストが出かけている日中、近くの商店街の地図を描いてみました。

プロジェクタで投影し、ポスカで縁取り。その後に絵の具で塗る。
こんな感じ。面倒くさがりなので、下書きはせず一気に仕上げる。近くでみるとけっこう雑…。
縁取り用のポスカとサクラクレパス 絵の具(粉)。文房具は近所に柏与さんがあるので助かる!

 ということで、ゲストハウスも現場以外の仕事はけっこう多い。私は自分のことを、「何ひとつ一人前にはできないが、100点満点中の50点くらいを取れることは多いタイプの人間」だと思う。雑だしパーフェクトとは程遠いし不器用だけれども、まぁ形は出来上がる、というような。そういう性格の人間がゲストハウスのオーナーに向いている、というわけではないだろうけれど、「そういう性格の人間でもゲストハウスのオーナーになれた」ということではある。ただそれもこれも、現場をスタッフが守ってくれているから。両方やるには時間がなさすぎる。世の中の、現場に建ち続けながら裏方の仕事もされているオーナーの皆様には頭が下がる。

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