6月1日は特別な日でした。

「引越し記念日おめでとうございます〜。 干支ひと回り、ですね。」とツイッターでメンションをいただいた。そうだった、2010年6月1日に私は長野市民になったのだ。忘れていた。

 2010年5月末日付で当時働いていた上高地のホテルを退職した。有給休暇は先に消化していたし、退職してそのまま長野市に来たように記憶している。数ヶ月か数年はバイトでもして、長野市のことを勉強しながらゲストハウス開業の準備をゆるゆるとしよう、そんな風に思いながらの引越しだった。

 ところがひょんな流れで、バイトに落ち(求人をしていた某ホテルに電話をしたら、年齢を言った瞬間にバッサリ切られた)、その代わり門前で活動するひとたちと知り合いゲストハウスに手頃な空き家を探すことになったり、なんだかしらないけれど空き家見学会というもの(今も続くやつ。たぶんプレ的なものを除けば初回だったと思う)にも参加して。そうしたら「あら、この建物、ゲストハウスにちょうどいいじゃなーい」と初見の女性に言われ、大家さんに話しを聞いてみたら家賃も下げてくれて、改装も好きにやっていいよなんて言われて。それが引っ越してまだ1ヶ月も経っていない、2010年6月の終わりのこと。

 開業までの道のりを書くと長くなるけれど、まぁそんな風に私の2010年の6月は過ぎていった。6月は始まりの月。ありがとう、6月。これからもよろしくね。

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