線を引かずに違いを楽しむ

 2022年10月に、海外から旅行者受け入れが再開した途端、コロナ禍前以上にどどっと海外からのゲストが訪ねにきてくれました。なかには嬉しいことに「今回はワーホリビザでやってきたよ」という8年ぶりにやってきた香港人くん、コロナ禍前はしょっちゅう来てくれていたドイツの方が「ようやく!3年ぶりに来た」だったり、「5年前にも泊まったよ」という日本大好きなイギリス人ちゃんなどなど、海外からにも関わらず、コロナ禍が開けるのを待っていた! という旅人との再会が続きます。

コロナ禍中もずっと気にかけてメッセージをくれていたドイツからのゲストと再会
香港からのゲストが8年前に残してくれたスケッチと、今回のスケッチ

 一方で、このコロナ禍から1166バックパッカーズに通い始めてくれたリピターゲストも多くいらっしゃいます。その方々にとっては、「1166バックパッカーズ = 日本人同士で楽しくやりとりする宿」という印象が強いため、いままでと雰囲気が違う…と感じて、足が遠のきそうな方も少なからず居る様子。

 いろんな考えがあるのは承知の上ですが、ちょっとした緊張はあるかもしれないけれど、国籍、言語、肌の色、目の色、そういったわかりやすい部分で線を引いてしまうのではなく、その違いを楽しんだり、同じところを発見したり。「あ、なんかこの人おもしろそう…」「え、こんな人これまで会ったことない!」「わかんないけれど、一緒に飲んでみよう」そんなふうに、滞在してくださるみんなにとって、何か新しい発見や出会いのある場所となるように、スタッフがゲストの間を取り持っていければ思っています。

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