13年間、掛け布団2.1kg神話を信じている
宿で使っている冬用の掛け布団は価格と保温性のバランスを取ってスモールフェザー、2.1kgのものを使っています。ECサイトなどで価格でソートをかけると1.5kgや1.8kgのものが多くでてきますが、あえて少し高い2.1kgを。これは冬も(できるだけ)1枚の掛け布団で暖かく就寝いただくため。これは開業前に札幌のとあるゲストハウスの店主にアドバイスいただいた。
掛け布団のほかに毛布を準備している宿もありますが、毛布を毎度洗うのは現実的ではなく、コロコロをかける面積も増えてしまう。そんな理由から(一番寒いシーズンはエクストラの布団を使ってもいただけるようにはしています)。
布団の管理
天気のいい日は天日干し。雨や雪など天気の悪い日は室内干し。布団乾燥機を順繰りに使ったりもします。
薄がけシーツで汚れをダブルでブロック
1166bpではゲストにかけてもらうためのフラットシーツを用意していますが、それとは別にあらかじめ1枚シーツをかけています(うちの宿では “薄がけシーツ” と呼んでいます)。その上からさらにもう1枚シーツをかけていただく。この薄がけシーツは毎日ではないのですが定期的に洗濯をしています。
袋状のシーツの掛け方
ゲストハウスで渡されるシーツはフラットのものが多いと思いますが、自宅では袋状のシーツを使っている方がほとんどではないでしょうか。1166bpの薄がけシーツも袋状のものです。意外に知らない方もいるのでは、と思い、袋状のシーツの簡単な掛け方をご紹介。
シーツにはたいてい6ヶ所にヒモがあります。これを布団の隅にある輪っかと結び、シーツのなかで布団がくしゃくしゃにならないようにするわけです(みなさんご存じのアレですね)。
シーツをつける際は、裏返したシーツを掛け布団の上に重ねます。シーツを裏返しておくのが重要。通常であれば部屋の床などに広げてやるのがおすすめですが、写真ではベランダにて、空中の技…。
シーツは4角がちょっと開いているものが着脱しやすいのでおすすめ。ファスナー側から一番遠い両端に両手を入れて、下の写真のように開いた箇所から布団の端をつかむ。あとはくるっとシーツを裏返す要領。
ちなみにファスナーはプラ製のものより金具の方が壊れた場合も修繕しやすい(修繕の仕方を書いた記事はよく見かけるのでググってみてください)。
敷布団は
ちなみに敷布団は、”高反発ウレタン密度30D”、”厚み10cm”、”硬さ206N” で、かつ自立できるものを採用しています。13年前の開業当初は薄手の三つ折りマットレスの上に敷布団を敷いていたのですが、やはり前述のコロコロ面積問題があり、厚手でかつ身体が沈みすぎず、掃除の際に自立できるものに買い替えたのが7年ほど前だったと思います。こちらも”薄がけシーツ”をあらかじめつけています。
最後に
自分の手のしわしわ具合にびっくりしましたよ…。それでは皆様、よき睡眠ライフを。
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