吐露

 20代の半ば、数ヶ月ひとり旅をしていたことがありました。たった数ヶ月ですし、暗くなる前に宿に帰ってくるタイプなので、みなさんの想像するバックパッカーより、もっと真面目な(?)バックパッカーだったかもしれません。

 ひとり旅にでると、当たり前ですが、ひとりで行動します。特に日々の予定もなく、ただ、好きなように起き、好きなように行き先を決め、好きなように歩き、好きなように足を止める。それはそれは自由な日々です。

 しかしながら、そういう時間がある一定数を超えてくると、今私が消えていなくなったとしても、誰も困らないのではないか、そんな恐怖を感じるようになりました。それは、誰も "気づいてくれない" のではないか、ではなく、 誰も "困らない" のではないか。日本にいるときは、アルバイトといえど週に5〜6日出勤し、契約社員さんと比べても遜色ない額面のお給料をいただき、比較的頼られていたので、そのギャップ。え、これ、もしかして今、私誰にも必要とされて、い、な、い…? ひえ〜…

 コロナ禍中になり、早くも1年半が過ぎました。1166バックパッカーズのことを心配してくださる声もたくさんいただき、同時にオンラインストア経由で応援していただいたり、実際に隙間を縫って泊まりに来てくださる方も。そういう方と繋がっている実感さえあれば、そうだ!ここは誰かに必要な場所なのだ、この誰かにとって必要な場所を運営している自分もきっと必要な人間なのだ! ウェーイって思えます。8月とかそんな感じでした。一方で、それもこれもコロナの感染拡大状況によって大きく左右されるわけで、9月に入って気持ちは下がったり。世の中に同じ思いの方はきっと多いのでは…と思っていたりします。さ、明日も頑張ろう〜。

飯室でした。

長野 1166バックパッカーズ | 長野県長野市のゲストハウス
長野県長野市国宝善光寺さんから徒歩5分、築90余年の元クリーニング店を改装したゲストハウスです。周囲は江戸時代

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