NHKのEテレで「建築は知っている ランドマークから見た戦後70年」を見ました。
以下、NHKオンラインより引用しています。
http://www4.nhk.or.jp/P3342/
建築は、時代を語る。
東京の代表的な昭和建築と、戦後のエポックメーキングな出来事とを重ね、時代に、時に寄り添い、時に戦った建築家の思考の跡を辿りながら、日本という国の歩みも浮かび上がらせる。
例えば東京タワー→霞ヶ関ビル→貿易センタービル→新宿の副都心摩天楼→サンシャインシティ→六本木ヒルズ…。今も東京を彩る代表的な建築物は、いかなる時代の空気の中生まれたのか?時代のランドマークとなる巨大ビルの変遷は、その形状そのものが、時代を語る、歴史の証人だ。マンションやホテル、ショップ、オフィスという、日本的総合開発の歴史も興味深い。誰でも訪れることのできる社会的な建築物から、戦後史を見直すと・・・?
高度成長期に語られた途方もない夢の計画、バブル前夜の東京新都庁建設の背景にあった攻防戦など、様々なエピソードを織り込み展開。戦後70年となる年に、敗戦の焼け跡から現代日本の混沌まで、時代と共に変化してきた建築の醍醐味を味わう。戦後ニッポンを支えた建築家たちの、その建築にかけた“思考”や“願い”を見ることで、日本の未来への想像力を見いだす、新春特集。
この番組のメモを列挙しておきます。
おでんを食べながらメモしたので、ところどころ間違っているかもしれません。
只今放送中です! → “@salonandculture: サロン文化大学のランドスケープサミット好きにオススメの番組です→ 建築は知っている ランドマークから見た戦後70年 http://t.co/AQcJIfhd6C”
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→ここに書いているサロン文化大学のランドスケープサミットはこちらのことです。
メモ/CIAM。都市のコアとして、広場の重要性。欧米の近代建築的思想。1966年新宿西口広場(反戦フォークゲリラ事件)で学生運動が最後の盛り上がりを見せたのは、空間の持つ力があったのかもしれない。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→新宿駅西口地下広場(wikipedia)
メモ/黒川紀章さん。カプセルホテルの生みの親。モビリティー。移動可能性。カプセルは世界を動き回る個人を予見した提案。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→世界初のカプセルホテル「カプセル・イン大阪」のご案内|カプセル・イン大阪
メモ/1971年多摩ニュータウン誕生。人工地盤の通路。人間空間と機械空間の分離。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→多摩ニュータウン(wikipedia)
メモ/音楽チョイス良いですね。渋谷パルコ。街全体を劇場に、ひとりひとりがその主役。同時代の大阪梅田もその空気をまとっている気がする。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
メモ/中曽根内閣が規制緩和を推進。1983年東京ディズニーランドの成功をきっかけに全国でテーマパークが増加。建築界に新たな波ポストモダン建築。近代の合理性の限界と曲がり角を映し出していた。目に見えにくい情報と建築家は正面からぶつかり、時代の空気を形にしていた。 #建築は知っている
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→ポストモダン建築(wikipedia)
メモ/磯崎新さん。水平に人とつながっていける、民主的な広場の必要性を感じていた。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
メモ/別の道を考える建築家も。隈研吾さん。大きな派手な建物をつくらないと資本が集められない。資本のためであって人間のためではないのでは。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
メモ/2010年になってV字快復を見せたテーマパーク「ハウステンボス」。長崎。アジア中心に観光客。虚構の力は避難されがち。リアル虚構。テーマパークの中にある家に住める。別荘。自然への思い。最先端のエコシティへ。外国よりもリアルな外国。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
→ハウステンボス内の分譲住宅ってこれのことか〜。
ハウステンボスに住む|ハウステンボスリゾート
メモ/地域の経済的自立を支えたテーマパークの姿にニッポンの戦後が重なる。焼け跡からはじまった歩み。災害の多い国に住んでいる。新しい素材を建築家が選びはじめている。こわれやすい国にそれでもなお建築を建てる。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
メモ/合意形成。公共建築の老朽化。どの地域にとっても課題。畳む建築。縮小。建築が人と人をつなげる場であろうとするひとつの模索。 #建築は知っている #NHK #Eテレ
— 狩野哲也 (@kanotetsuya) January 3, 2015
ほかにも、NHKの番組に関するメモはこちらにまとめています。