茂木健一郎さんのblog・クオリア日記を読んで、グッときたところをメモしておきます。
茂木健一郎 クオリア日記: 驚異なんて
「科学者」という抽象的な存在になろうと思ったわけではない。小学校5年生の時に伝記を読んで、アルベルト・アインシュタインというたった一人の生涯と事蹟に「感染」したのである。
具体に感染しなければ、情熱など生まれない。
本当に、たったこれだけという、きわめて具体的なもの。
情熱的になりたいなどと、抽象的な泡を吹いていても仕方がない。
世間がこれがいいと言うから、自分でもそれがいいと思うなどという人は情熱の姿がぼやける。
自分が命がけでそれを追うことのできる、たった一つの何ものかを見つけよ。