離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たちを読みました。
本屋大賞のPR誌『LOVE書店!』で連載されていた記事をチラチラ読んでいたのですが、それをまとめたものです。だから書籍だけど、人物の切り抜きが多く、雑誌風のデザインテイストで読みやすいです。
ちょっとほろ苦い内容が多いのですが、その後の話も添えられています。
著者の朴順梨さんが船で島に訪れるところからのルポなので、紹介されている書店だけでなく、島自体に行ってみたくなります。
一気に読んでみてわかったのは、離島の本屋は本の販売だけでなく、
・島の誰が本を持っているがわかる、シェアのためのハブ機能がある、ところもある。
・店の常連さんが本屋を引き継ぐことも多い。
ということがわかりました。それと、図書館は資格がいるが、図書室には資格がいらないこともわかりました。