奈良市の下御門商店街にある「藝育カフェ Sankaku」にて開催されたイベント『ならまち遊歩・プレイベント「奈良の町あるきをスマホでもっと楽しく!」地図サービス”Stroly”を使ったマチアソビを考える。』に参加し、そのStroly (ストローリー)を開発された高橋ご夫妻のお話を聞きに行きました。
Stroly (ストローリー)とは?
Strolyとは、手描きのイラスト地図や古地図に位置情報を表示させて楽しめるサービスです。株式会社Strolyはこれまでさまざまな地域の地図アプリ「ちずぶらり」などを50以上開発されてきた経緯があり、ひとつひとつダウンロードするのでは敷居が高くなってしまうので、web上で簡単にログインできるようと、Strolyを開発されたそうです。
敷居を低くするためか、ログイン画面はTwitterかFacebookでログインできるようになっています。
こんな人に向いている
infoにこんな人に向いていると記載されています。
・マップや雑誌を編集する人、メディアをつくる人
・マップのデザインが仕事のイラストレーターやグラフィックデザイナー
・マップのデザインは苦手! というイラストレーターやグラフィックデザイナー
・ローカルブランディングや地域活性化の取り組みに携わる人
・地図を見て妄想するのが好きな人
・” 紙モノのメディアとインターネットテクノロジーの融合” に興味がある人
地図投稿方法は4ステップ
地図投稿のインフォメーションはこちらのURLのPDFにあります。
要点だけ簡単に書くと、投稿方法は4ステップあります。
1.アップロード
お気に入りの地図を用意してアップロード。My PageからUpload New Mapをクリックします。
推奨画像形式:jpg(RGB) 推奨画像サイズ:長辺7,000px以上 12,000px以下。
300dpi以上でスキャンしたデータがオススメ。
2.マッピング
アップロードした地図をジオリファレンスする。ジオリファレンスとはアップロードした絵地図のX、Y座標の位置が緯度経度のどこに位置するのかを登録する作業です。ここは面倒ですがガンバレってことだと思います。
3.ランドマーク
おすすめのコンテンツ情報を入力する。写真などを登録できて、htmlタグが使えるようです。
4.パブリッシュ
SNSを利用して公開!!!!!!!!!!!
感想
さっそく江之子島などで使いたいと思いました。以前、水都大阪サポーター2016 水辺の部活動に関わった際、大阪府立中之島図書館に所蔵されている、江戸時代の大阪ガイドブック「浪花百景」を図書館の許可をもらって活用しました。あのデジタルデータをうまくStrolyで活用できれば水辺がもっとおもしろくなると思いました。
また、iPhoneに純正で入っているアプリ「リマインダー」の「知らせてほしい場所を選択する」機能を使って、位置情報を活用し、登録しておいた場所に到着すればアラートで情報(例えばクイズ)が飛んでくるようにできないかと思いました。高橋さんにお聞きすると、近くに到着すればポップアップで知らせてくれる機能はすでに搭載されているとのことです。
忘れぬうちにここにオボロな思考を残しておければと思います。間違えて解釈していたらスイマセン。どなたかのお役に立てましたら幸いです。