以前大和郡山市のとほんさんが創刊されたリトルプレス「ブックレットホン」の特集で読んで、ぜひ行ってみたいと思っていたルチャ・リブロさんにおじゃましました。
わざわざ主人の青木さんが駅まで迎えにきてくださりました。平日以外はバスが走っていない場所なんだそうです。
幻想的な世界
なにか祭壇のような広場が見えます。
その広場。ドラクエならHPやMPが回復しそうな雰囲気!
スタジオジブリの作品にでてきそう。
こちらが人文系私設図書館 Lucha Libroです。
中に入ると青木夫妻の本が大半で、内田樹先生寄贈の本棚やちゃぶ台が家屋の雰囲気にマッチしておりました。
狩野は大学で西洋史学を専攻していたので、青木さんご専門のフェニキア人周辺の本の雰囲気を見るだけで懐かしさがこみ上げてきました。
土着人類学研究会
今回のゲストはとほんの砂川さんでした。書店で働いていた時代のお客さんは、フラッと入ってくるお客さんでしたが、とほんの場合はフラッとという動機ではないため、最初は限定販売をイメージしていたのだとか。
以下、気になった言葉をメモしました。
網羅されすぎると、こぼれ落ちる
京都の某書店「すきま産業でやっているんや」
こぼれ落ちるニーズを拾う
ポップはつけない方針
煽るタイトルは仕入れない
買い切りで本を入れる(価値が下がらない本)
委託販売のコーナーだけゆるくて同業者に見透かされた
書店員という肩書が好き
ルチャ・リブロ界隈
ルチャ・リブロは人文知の拠点を目指すと話されていました。「へー、すごい」とわかったつもりになっていたけれど、人文知って何だろう? 今度お会いしたら聞いてみたいです。そんな話を聞いたのち、家屋横に流れる川で涼みました。写真の向こうに見える橋が最初に通った入口です。
近所のお店で食事をして、贅沢な時間を満喫しました。ここに流れる時間のすべてが美しいです。
帰りは和歌山から来られていた「本」屋プラグを経営する小泉さんに駅まで送っていただきました。今度は和歌山県に行く予定です。
ルチャ・リブロの参照記事
→文章が赤司さんで写真が西岡さんってめちゃ贅沢!な記事です。というか東吉野村役場のホームページ、かっこいいなあ。
>>ほかにも東吉野村と言えばこちら