ドキュメンタリー映画「パワー・トゥ・ザ・ピープル」上映会に行ってきました

ヨーロッパ

パワー・トゥ・ザ・ピープル」上映会に行ってきました。奈良佐保短期大学の学生さんが先生たちの力を借りて企画したものです。

大阪観光大学のオープンキャンパスのプロモーションをお手伝いする中、オープンキャンパスという真面目な取り組みのほかに大学生以外の方がキャンパスに足を運べる仕組み、かつ学生が主体となって企画するものはないかと考えていたときにこのイベントを知ったので、いろいろなことを考える良い機会となりました。

チラシより抜粋

パワー・トゥ・ザ・ピープル」は、オランダで再生可能エネルギー普及に取り組む活動家や、10年かけてデンマークのサムソ島を100%クリーンエネルギー化を実現し、2008年にTIME誌の「環境ヒーロー」に選出されたソーレン・ハーマンセンの取り組みなどを紹介する、私たちに勇気や力を与えてくれる明るいビジョンに満ち溢れたドキュメンタリーです。

パワー・トゥ・ザ・ピープル

  • 「自分が使うエネルギーは自分でつくるべき」
  • 「持続可能な社会を目指すことは、古い価値観を見直すこと」
  • 「成功するには緊密なネットワークが必要」

これらのメッセージがどの文脈の前後で語られたのかは忘れましたが、印象に残って書き留めた部分です。古い価値観を見直すことのメッセージや住宅すべてが発電所になる話は、貨幣経済発達前に行われてきた普請(wikipedia)の話のようでした。文明批判家のシュレミー・リフキンさんはこれを資本主義と社会主義のいいところどりだと言っておられました。

持続可能な社会づくりを目指すオランダのUrgendaディレクターのマーヤン・ミネスマさんの話はこの映像がわかりやすいです。

上映会が終わって家でニュースを見ると、大手電力会社の株主総会が今日だったようです。株主から「脱原発」を求める提案があったものの、いずれも反対多数で否決されたとのこと。現実に引き戻された気分になりました。

映画の公式サイトによると、自主上映者を募集しているようなので、弊社が企画しているサロン文化大学か何かで上映会をしてみようかと思いました。

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