「栗原市がなんだか気になる」「都会に疲れたから移住したい」という方もいれば、「栗原市の自然に囲まれた環境で子育てしたい」「農業がやりたい」と具体的なプランを考えているという方も多いと思います。そこで、これから栗原市への移住を考えている方にどんなステップを踏めばよいか、移住がスムーズになるように、そのプロセスをやさしく紐解いてみました。
step1 移住の目的を決める
「自然の中で暮らしたい」「米をつくりたい」「農家民宿がやりたい」など、何のために移住するのかを再確認し、家族やパートナーの了解を得ましょう。
step2 情報を集める、相談する
栗原市への移住に役立つ情報サイト「来てみらいん!くらしたい栗原へ」を閲覧してみましょう。わからないことがあれば遠慮なく、サイトを運営する栗原市役所の定住促進係(TEL:0228-22-1125(直通) E-Mail:teijyusokushin@kuriharacity.jp)に連絡をとってみましょう。
また、「ふるさと回帰支援センター」や「ニッポン移住・交流ナビ JOIN」が開催する移住者向けの相談会に足を運ぶのもオススメします。
facebook上にはグループページ「宮城県栗原市の移住者と彼らを支えるネットワーク」があるので、こちらで実際に移住された方や栗原市にお住まいの方から生の声を聞いてみるのも良いですね。
そのほか、住んでみたい地域の情報など情報収集をしてみましょう。教育関係の相談は、栗原市教育研究センターがオススメです。
step3 下見に行く、観光する
収集した情報をもとに現地に行って確認してみましょう。
くりこま高原駅1階みどりの窓口の隣りにある、JR駅レンタカー(営業時間8:00〜19:00 0228-22-7163)などを利用して、土地の雰囲気をつかんでみよう。
特に農業を考えている方には、下見の段階で暮らし体験のできる農家民宿「有賀の里たかまった」や「ファームインかわせみ」に宿泊することをオススメします。
例えばたかまったのご主人は米を栽培されているので、栽培したい品種に適した農地の話などアドバイスしてもらえるかもしれません。
農家民宿と心の料理 有賀の里たかまった
宮城県栗原市若柳有賀字峯6
電話 : 0228-32-5857
ファームインかわせみ
宮城県栗原市金成上富田8
電話 : 0228-42-2194
普通に観光してみるのもアリですが、タイミングがあえば「くりはらツーリズムネットワーク」が企画する体験プログラムに参加してみるのもオススメ。
栗原市の文化や魅力を体験できるだけでなく、栗原市在住の方と知り合うチャンスがあります。
step4 仕事を探す
移住前に仕事を決めておきたいものです。ハローワーク築館のサイトでは毎週木曜日に最新の求人情報が掲載されます。
ほかにもUIターン就職情報サイトみやぎのwebサイトにユーザー登録しておくと情報が届くようです。
step5 住まいを探す
冬の栗原市は県内有数の寒さが厳しい地域です。一度賃貸で暮らしてみてから改めて住居を購入、あるいは賃貸してみるのもいいでしょう。
地元の不動産屋さん例
有限会社サントウ商事
まるき不動産
地震などの自然災害も考慮して、栗原市ハザードマップも参考にしたいです。
定住を決めている方は「来てみらいん!くらしたい栗原へ」の住まいのページから、定住促進事業「若者定住促進助成事業」「新婚生活応援家賃助成事業」「定住促進住宅」をチェックしてみてください。要約すると、移住を決めている方は栗原市がいろいろサポートしますよ、という制度です。
「来てみらいん!くらしたい栗原へ」の空き家バンクのページ「住まいる栗原ホームサーチ事業 空き家物件一覧」を見てみると、賃貸物件、売却物件などが並んでいます。
「え、この物件の売却希望価格が100万円?」と、眺めるだけで想像がふくらみます。リフォームのための助成もありますよ。
また、若い子育て世帯の新しい生活を応援するために栗原市内の宅地分譲地「住まいる栗原シェアリングタウン」を特別価格で販売していたりします。
保育所では保育料2人目以降の無料化や、幼稚園では仕事などのためにお子さんが帰宅しても保育ができない場合に、幼稚園で預かり保育や一時預かり保育を行っており、お子さんをあずける制度も整っています。
step6 移住する
いよいよ移住です。地域に溶け込むにはまず近隣へのあいさつ。そして地元の行事に参加してみるのもいいでしょう。栗原市のfacebookページでは毎日のように地元の情報が発信されていますので、ぜひこちらをご参考にしてくださいね。