学芸出版社主催のトークイベント「がくげいラボ」のvol.6「地図でエリアブランディング!」に参加してきました。
以下、おぼろげな記憶レポートと、自分の感想で振り返ります。
Strolyさん事務所探索
最初に訪れたのはStrolyさんの事務所です。
もともと診療施設だった建物のようで、玄関に受付の名残がありました。
参加者は4つのチームにわかれて、Strolyの社員さんの案内で、スマホでStrolyを立ち上げながら近くの学芸出版社まで歩きました。
京都市明細図 Stroly付近というこちらのURLにある地図を活用しました。
ケータイの画面で見るとこんな感じで古地図だとここらへんにいるよ、という情報が表示されます。家に帰ってから振り返っているのでこの画面では表示されませんが、現地で開くと今いる場所が真ん中に表示されます。
Use Standard Mapのボタンを押すと、こちらの現在のマップ(Googleマップ?)に切り替わります。
この京都市明細図というのはこちらの情報ページによりますと、1927-1951年につくられたもので、こちらの京都府立京都学・歴彩館 京の記憶アーカイブにあるものです。当時の保険屋さんが制作した地図のようです。
カノメモ→Strolyの技術を使って御堂筋を歩いたら、どんなことができるだろうか。生きた建築を生かすには大大阪時代の地図が必要で、著作権はどうしたらいいのだろうか。
対談「地図から始めるエリアブランディング」
学芸出版社ではゲストの不動産プランナー・岸本千佳さんとstrolyの高橋真知さんによるトークでした。
以下、煩雑なメモです。
SOSAK kyoto
もし京都が東京だったらマップ
・多様なまちを伝えたい。
カノメモ→大学生の頃、東寺からバスに乗って大宮で降りて阪急に乗っていたので、大宮が赤羽と聞いて「なるほど!」と思いました。
addSPICE
Stroly
・デザインMAPのプラットフォームになっていこう。
・きっかけは映画村の仕事。Googleマップだと搬入口が丸見え。夢の国の演出。
・数値化されることが大きく違う。(クリックでよく見られている地図や属性がわかる)
・「この技術を建物を扱う側も知るべき」(岸本さん)
会場からの質問や感想
・誰がどこを通ったのか。軌跡が塗り重ねられている地図がほしい。
カノメモ→これを聞いて災害があったときにこの情報が役立ちそうと思いました。参照/ホンダ|被災地の通行実績情報マップをGoogleと提供(2011年03月15日)
・地図では道がでこぼこがどうかわからない。
カノメモ→確かに明日香村の仕事をしたときにそれを感じました。
・瀬戸内フェリーマップが便利。
・kyotomap for tourist
・京都府立植物園。世界観を守る。
・地図は過去の情報。今と近未来を伝えたい。
・カフェまち上ル下ル
以上です。参加できなかった方の参考になればと思います。