中崎町の雑貨店JAMPOTの店主あんこまんさんがパリ滞在中にポストした内容が謎でした。
エレベーターのボタンが謎
パリ装飾美術館の謎のエレベーターボタン。
エレベーターの外のボタンなのだけど、4階までしかないのに上は6となっていて謎。
MとDも意味がわかりません。二回乗ったんだけど、どちらも適当に押したら、エレベーターきました。 pic.twitter.com/ZjsDgzm12S
— あんこまん (@ankoman) 2018年5月26日
なぜだろう? ネット探偵出動です。
階の数え方の違い
フランスに滞在された方たちのblogを読んでわかったことは、日本でいう1階はパリの場合、0階。日本の2階がフランスの1階のことのようです。
フランスの0階(日本の1階) rez-de-chaussée
フランスの1階(日本の2階) première étage
フランスの2階(日本の3階) deuxième étage
フランスの3階(日本の4階) troisième étage
フランスの4階(日本の5階) quatrième étage
となるとDは日本でいう3階でしょうか。6は日本でいう7階。Mはmiddleだとすれば日本でいう5階。英語でmezzanineは中二階。ではフランス語はなんだろう。調べると、フランス語もla mezzanineのようです。しかし、あんこさんは建物は4階までしかないと記載されています。
確かに美術館をグーグルマップやストリートビューで見ると3〜4階しかないですね。昔からこの高さなのでしょうか?
1905年に開館した、パリ装飾芸術美術館
こちらの記事によりますと、パリ装飾芸術美術館は1905年に開館し、途中改装して2006年にリニューアルオープンしています。
100年以上前から7階まであるとは考えられないです。
Muséedes ArtsDécoratifs(パリ装飾芸術美術館)の公式ページはこちら。
かっこいいサイトですね。ウィキペディアによりますと、
The Musée des Arts Décoratifs was closed from 1996 due to a renovation of the building and of 6,000 or so works from the collection; the renovation cost €35 million (about $45 million in 2006). The museum reopened September 15, 2006.
Muséedes ArtsDécoratifsは、建物の改装とコレクションからの6,000程度の作品のために1996年に閉鎖されました。 改装費用は3500万ユーロ(2006年は約4500万ドル)でした。 博物館は2006年9月15日に再開しました。
とあります。振り出しに戻りました。6はいったい何を意味するのか。
点字の発祥はフランス
文字の下の点字に注目してみました。
フランス語の点字一覧によりますと、MはM、DはDでしたが、6は?Fの二文字です。点字で考えても謎が深まります。
端っこの建物は何?
こちらを見ると建物は9階まであるようです。
確かにGoogleストリートビューで確認したところ、端っこは高いですね。
館内のパンフレット
館内パンフをみてみたんですが、展示してるのはやはり4階までみたいで、エレベーターも4階までしか行かないみたいです。。とゆうことは、やはり9階まであったけど、今はやってなくて名残のエレベーターってことですかね〜 pic.twitter.com/8aOmTUtWn2
— あんこまん (@ankoman) 2018年5月31日
つづく
謎は深まるばかり! どなたかこの謎が解ける方、教えてください。